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人工歯移植 ( インプラント )

歯の根っこのような形をした金属体を顎骨に植え、しっかりと固定させた後、その上に歯を作り機能させるという新しい詰め物治療法です。人体へ卓越した適合性を持つ歯根の形の金属固定体をあご骨に植える手術が必要で、その上の部分に本物の歯とそっくりの人工歯管をはめ込んで補綴します。インプラントを使用することにより、義歯使用時の不快感と痛みが解消され、義歯の金属部分が見えることもないので外見上も非常によい結果が得られます。隣接している健康な歯にまたがらないので他の歯を健康な状態に保ちながら歯の機能を回復させ、自然で快適な本来の歯と同じ感覚が得られます。
乳歯とは違い、永久歯は一度抜けてしまったら再び生えてくることはないのですが、これからは人工歯移植術が抜けてしまった永久歯の替わりとなるでしょう。

Single missing tooth

移植には普通、段階的な順序があります。移植の種類により順序が異なります。以下は一本の歯が欠けた場合の移植についての説明です。


治療前
金属アンカー、すなわち人工歯根をあご骨に植えます。骨がアンカーを覆うようになります。次に外側に出ている部分に歯肉用キャップをかぶせます。
歯肉用キャップをはずし金属柱、すなわち橋脚歯をアンカーに接着します。
本来の歯と同じ形に製作した補綴物を装置に固定します。

奥歯の一本が失われた場合のインプラント治療

ブリッジ治療とインプラント治療の比較
● 従来のブリッジ治療
1. 周囲の健康な歯にもまたがり取り付けるので健康な歯が傷つくおそれがあります。
2. 歯根がないため歯の周囲の骨が悪くなることがあります。
3. 抜けた歯は他の歯に悪影響を与えます。
4. 一本の歯が抜けただけでも全体の詰め物を取り除かなければなりません。
5. 歯を清潔な状態に保つことが難しいです。

● 人工歯移植(インプラント)
1. 周囲の健康な歯を傷つけません。
2. 歯根を移植するので骨の損失がありません。
3. しっかりと結合したインプラントは、どんな食品も咀嚼出来ます。
4. 自然な会話や笑い、微笑が出来るようになります。
5. 積極的な生活と人生が豊かになります。
6. 歯の欠損部位の収縮を防ぎ、顔の輪郭をきれいに保ちます。
7. 寿命が半永久的です。

インプラント(人工歯移植)の構造
● 抜けた歯の周囲で進行する骨の損失
歯を支えている骨は歯とともに適切な安定感を保っているので、歯が抜けてしまった場合、骨が徐々に萎縮し最後にはなくなってしまいます。
抜けた前歯の周囲の骨の萎縮が進行したケース
インプラントの施術方法には手術回数により大きく分け、2回法と1回法があります。たいていは2回法で施術します

1回法施術方法
インプラントの植立と柱をたてる段階まで1回の手術で終える方法であり、1回法施術が可能かどうかは患者の全身の状態とあご骨の状態によります。患者の手術にかかる負担が少ないという長所があります。担当医師が状態をみて決め、可能ではない状態のときは患者が1回手術を望んだとしても施術は不可能です。